昨年の11月に開講した障がい者向け職業訓練「ＷＥＢデザイン科」の卒業が間近に迫ってきました。受講生は3ヶ月の訓練を終了し、1月31日に卒業していくことになりました。

　3ヶ月の訓練でＷＥＢ製作を完全にマスターすることは大変難しいことです。
ＷＥＢ製作を習得するためには通常、1年〜2年の間、専門知識を勉強していかなければなりません。そのため今回のカリキュラムでは、ＷＥＢ製作で最低限必要なアプリケーションソフトの使用方法を中心にブログやショッピングサイトの構築にもチャレンジしました。

＜卒業課題紹介サイト＞
http://angelvoice.biz

　今回この講座を受講した5名の生徒は卒業後、それぞれの目標に進んでいきます。
「ＷＥＢデザイナー」を目指し仕事と勉強をしていく人、自営業でＷＥＢ製作やＰＣ指導を起業する人、また、全く別の道に進んでいく人。それぞれが目標を持ち、就職活動を実施していくことになります。

　平成19年度、障がい者向け職業訓練「ＷＥＢデザイン科」の講座『縁の力』が11月より実施されています。

　縁の力の授業では、就労する上で必要なヒューマンスキルやモチベーション管理、縁の大切さを学んでいきます。
　今回の講師は、ＮＰＯ法人脳文庫に所属している「吉川恵子さん」です。吉川さんは前回行われたＯＦＦＩＣＥビジネス科でも講座を担当していただきました。

　１２月４日に行われた、２回目の授業ではオブザーバーとして脳文庫インストラクターの金城理佳さんと神谷明子さんが聴講にいらっしゃいました。


「縁の力」授業風景







オブザーバーで参加の神谷さん（中）と金城さん（右）







「ＮＰＯ法人脳文庫」インストラクターの皆様

　那覇市身体障害者福祉協会の運営する障害者就労支援センター「さわやか」（浦崎佳子所長）がこのほど、那覇市役所真和志庁舎内（旧水道局）に開設されました。

　身体・精神・知的障害者を対象に、職業訓練などを実施し、就業に向けて支援していきます。対象は６５歳以下の障害者で、本人が希望する職種に就職させることを目指します。


障害者就労支援センター「さわやか」
所長　浦崎佳子さん






さわやかの事務局にて記念撮影

　先日、Ｏｆｆｉｃｅビジネス科が無事閉校することになりましたが、１１月１日より弊社では職業訓練事業「ＷＥＢデザイン科」を実施することになりました。

　ＷＥＢデザイン科は、ＷＥＢデザインやＨＰ作成関連への就職を目指したコースです。
　DreamweaverやFireworksなどのアプリケーションソフトの修得だけではなく、就労する上で大切な体調管理の方法を学んでいきます。
　最終的には、個々人が就職活動へ取り組むことができるよう支援していきます。

今回は、５名の訓練生が入校し３ヶ月間の講座終了後、ＷＥＢ関連、デザイン関連の就職を目指します。

入校式「個性的な５名の受講生」

　８月に開校した職業訓練事業「Ｏｆｆｉｃｅビジネス科」の訓練生５名が１０月３１日に無事、卒業することになりました。

　訓練の最後には２週間の職場実習を実施し、多くの一般企業で実際の職場を体験しました。訓練で学んだ技術を実際に職場で試す良い機会にもなり、新たな興味を発掘できた訓練生もいました。

　１０月３１日の卒業式には多くの関係者が参加し、訓練生の３ヶ月の労をねぎらいました。式では、浦添職業能力開発校の担当者より卒業認定及び卒業証書授与が行われました。
　また、今回訓練生全員がWord・Excel３級の試験を受験し、その合格発表も同時に行いました。全員が合格証書を手にし、眼には涙を浮かべている訓練生もいました。

　今回の卒業生では２名の就職が内定し、１名が進学、２名が未定という状況になっています。就職が未定の訓練生は今後もハローワークや「群星」の支援を受け、就職を目指すことになります。







卒業式「集合写真」




来場者の皆様
浦崎佳子さん（左）
吉川恵子さん（中）
喜久里美也子さん（右）